株式会社 海洋生態研究所 HOME ＞ 海の外来種情報 ＞ ウスカラシオツガイ　Petricola sp. cf. lithophaga

ウスカラシオツガイ　Petricola sp. cf. lithophaga
	推定される原産地	不明
	推定される移出地	不明
	国内での初発見年	1985年
	国内での初発見地	大阪府泉佐野
	推定される移入手段	船体付着
	国内での分布	大阪湾、東京湾、相模湾、三河湾
	被害状況	被害報告はない
・同定のポイント 　殻表面に放射肋があり、殻頂から後腹隅へかけて褐色に彩色されることが多い
・生態 　イガイ類の足糸と堆積物の中に埋没して生息することが多い。 　低塩分や富栄養化した水域に生息するが、極端な低塩分域や富栄養海域での生息密度は低い。
・文献 堀越彩香・岡本研 2007. 東京湾における灯浮標上の付着生物群集の現状. Sessile Organisms, 24: 21-32. 岩崎敬二・木村妙子・木下今日子・山口寿之・西川輝昭・西栄二郎・山西良平・林育夫・大越健嗣・小菅丈治・鈴木孝男・逸見泰久・風呂田利夫・向井宏 2004. 日本における海産生物の人為的移入と分散: 日本ベントス学会自然環境保全委員会によるアンケート調査の結果から.日本ベントス学会誌, 59: 22-44. 大谷道夫 2004. 日本の海洋移入生物とその移入過程について. 日本ベントス学会誌, 59: 45-57.